「鉄」栄養セミナーで、鉄についてとことん学ぶ。鉄はとっても注意すべきミネラル
鉄というミネラルについての「鉄」栄養セミナーに参加してきました。
鉄をサプリとして入れるのも、入れるための身体を作ることがまず必要らしい。
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鉄「栄養セミナー」で、鉄についてとことん学ぶ。鉄はとっても注意すべきミネラル
鉄というミネラルは、カラダに入れるには、かなり難しいということを知りました。
3人の登壇者+奥平先生のセミナーでした。
3月23日に行われた「鉄」栄養セミナー。
会場は満員。
鉄についてのお話でくらくらしそうでした。
午前中は、鉄についての基礎『鉄の分子栄養学』 を、山岡玲子さんから。
血液検査の項目と合わせて見方を学びます。
ランチ後は、主催者の吉冨信長氏から『非ヘム鉄の重要性』 を。
これはちょっと難しいかった&情報量がものすごかった。
最後は、ビタミンアカデミーの中の人まごめじゅんさんの『あなたの鉄サプリが効かない理由』 として、自身の経験と鉄サプリが効く身体の話。
そして、「食べてうつ抜け」という本をつい最近、計3冊出している奥平先生からも三人の復習のようなミニ講義をラストに。
なかなか盛りだくさんでした。
その中から少しだけ忘れないように記しておきます。
鉄は、カラダに炎症があれば、吸収がストップする。
鉄欠乏か、どうかというと、女性はほぼ鉄欠乏である、と言える。
そして、鉄をしっかり吸収するには、カラダのほうがちゃんとしていないといけないらしい。
炎症(脂肪肝も炎症です。アレルギーも炎症です)があると、鉄の供給がストップするのは、カラダの中にいる細菌(悪玉菌とか)に鉄を供給しないために、吸収しないように動くらしい。
だから、鉄欠乏があると、まずは、炎症を止めて、さらに、腸内環境を整えて(悪玉菌、カンジタ菌の栄養になってしまうから)からでないと身体には入っていかない。
なんて・・・複雑なのだろう。
鉄サプリが効く身体は、鉄サプリのいらないカラダ
この矛盾を含むのは、まごめじゅんさんの講義より。
鉄サプリをガンガン飲んでいた頃には、変化はなかったけれど、鉄サプリではなく、腸内環境を整える、歯の治療をする、その他鉄を横取りしそうな細菌がいそうなものは治療をする、炎症を抑えるなど、していくと。
鉄欠乏が解消。
鉄サプリがいらなくなってきた、との話です。
今までは、食べたものからは全部ほかに奪われていたということになるのでしょう。
または、炎症があったから吸収できなかった、とか。
炎症についても考えた
炎症の中には、血液検査の中で出てくるAST,ALTでわかる、「脂肪肝」も、炎症のひとつになります。
これって・・・・。
つまり、年齢が上になってくるほど、運動しなくなり美食になるからその可能性が増える。
食べる栄養が身体にいかず、別のところに行ってしまったら?
寿命は縮む・・・のではないか。
このとき、私は自分の最新の血液検査の結果をスマホに入れているので、それを見ながら、いろいろと考える。
知識を入れつつ、先は長いなと思った次第。
補足:脂肪肝かどうかを知るには、AST、ALTに注目する
AST 20(理想)
ALT 20(理想)
AST > ALT その差2以上の場合、ビタミンB不足、代謝低下
AST < ALT その差2以上の場合、脂肪肝の可能性
ALT > 30以上のとき 脂肪肝の可能性
まとめ:鉄は難しいらしい
鉄を入れていくための難しさを見た。
分子栄養学をはじめてからの私と言えば、鉄サプリを飲むのはやめていました。
入りにくいということと、亜鉛と相性が悪いらしいから。
私としては、亜鉛優先だったので、鉄はあとまわし。
生理のときは、念のため飲むくらい(そのときは、亜鉛をやめる)。
鉄をどうにかするまえに、いろいろやることがあるな、というのがよくわかったセミナーでした。
以上である。
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