バカに見られないための日本語トレーニング By樋口裕一 言い方、伝え方で印象がこんなに変わるとは。
日本語の伝え方の本、文章の本は、結構好きで読んでます。
もともと、メールの文章なんかは、テンプレートを作ったほうが早いと思って、いろんな人の、感じイイ文章を集めるのが好きで、集めていました。
伝え方は、上手にやったほうが、うまくいく。
あれも、これもね。
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バカに見られないための日本語トレーニング By樋口裕一
この本のタイトルは、ドキッとしますが(煽ってますよね?)、内容は煽っていません。ちゃんと、日本語のいろいろを出してます。
素直な文章で、傷つけるよりも、オブラートで包むいい方(書き方)。
そして、上手に批判する文章とか、なるほどなーって思うことばかり。
「バカに見られない」というよりも、言葉は、武器になるというのが正しいのかもしれません。
実際に、同じ内容でも、言い方、伝え方で相手の反応は変わってくるのではないかと思うのです。
そんな、あれこれ、が、詰まっていて、日本語の奥深さをヒシヒシと感じます。
いろんな文章に触れることが一番の勉強ではありますが、こうやって、まとまったのを見るのもいいです。
目次はこんな感じ
第一章 本音をオブラートに包む
第二章 いくつもの文体を使いこなす
第三章 語彙を増やそう
第四章 マナーの日本語
第五章 知っておくと便利な言葉のテクニック
第六章 あなたの周りにいる、まともな日本語を使えない若者たち
第一章の素敵ポイント
・上手に抗議する
・上手に自慢する
・嫌味に対して言い返す
・・・それぞれに対して、「問題」(複数)と、解答例があるのですが、なるほどなーって、思う。
こういうのがとっさに、もしくは、ちゃんと言葉できるなら、そんなに人との間に摩擦も起きず、自分の本音も伝えつつ、相手に対して抗議もできるんだーって感じ。
あとは、自分で応用するのに、語彙を増やしていくしかないのか、と。
その他ポイント
あ、いろいろポイントあるけれど、第六章の中で、「SNSでのやりとりをわかりやすくする」が、TOEICの最近の難化傾向にあるPart2の解答みたいで、ちょっとウケた。
まとめ
ずっと覚えておく必要はないけど、ときどき読み返して、そうだった、と自分の崩れた日本語をチェックするのにいいかもしれません。
時々ね、時々。
以上である。
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