多動力 堀江貴文 最後の1行に集約されているモノ。
ホリエモンの本は、がっつり読むとがっつりと来るし、さらっと読むとさらっと読めるし、何回か読むと、また違うところが気になるしで、いろいろと考えることになるのです。
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そんなわけで、ずいぶんと前から読もうとしていて、なかなか頭に入ってこなかったけれど、やっと来たわ。
やっぱり、何者?
いつもこの人って?と思うけど、堀江貴文以外の何物でもないんだとわかっているけど、いろんな面が見えて、視点が斬新で。
とにかく、刺激を受けました。
名言ピックアップ
▽P86 大事な会議でスマホをいじる勇気を持て、より
ここは、自分の好奇心、探求心を大事にしようということだと理解しました。
もう一つ。
▽P100より
「嫌なら辞める」ができるようになるだけで人生は一気に動き出す。
ここで、「それが出来ないから苦労するんじゃないの」という気持ちになるとき、ふと考えると、「それが出来ないから」という思考は果たして「ほんとに?」っていう疑問が湧くのだ。
もしかして、私、そういうふうに「できない」という教育を受けて洗脳されてきたんじゃないかと怖くなったのだよ。
「嫌なら辞める」自由を私は持っているだろうか。
その自由があるなら、勇気だけの問題。
勇者へクラスチェンジするか、もやもやったいつかなんとかなるかもしれないと時間を過ごして「あ、終わっちゃった」と人生の終焉を迎えるかの違い。
なんか、ほっとくと、「あ、終わってしまったー」ってなりそうで怖いんだよね。
・・・自由はあるはずだと思うのよね。
共感したところ
p90
自分の時間をムダに消費する人とはキョリを取るということから、人生は有限というイミをキョーレツに感じる。
これを突き詰めると、会社って、、、となるんだけど、さて、その辺の折り合いをどうつけるかは、個人の課題。
今後試してみたいアレコレ
試してみたいこと1つ目:飽きたことノート
第3章に「飽きっぽい人ほど成長する」というコンテンツがあって、その文末の「やってみよう!Just Do It」に「飽きたことノート」を作ってみようというものがある。
内容は、「飽きた事を羅列するノート」で、飽きた事を羅列して可視化するというノートである。
飽きるということ = 慣れて余裕が出てきたということ、という定義なので、飽きたことが沢山あるというのが、成長の証というのが著者の主張。
この考えはとても面白いと思って、というより、「ノート」に反応しただけかもしれないけれど、私のバレットジャーナルの片隅に「飽きた事リスト」を書く場所を作ってみようと思います。
もうすでに最初の1つは、「松屋の牛めし」に決定していますが。
チャレンジを増やして、クラッシュさせて、という感じでしょうか。
これ、やってみようと思います。
試してみたいコト2つ目:集中食べ歩きサーキット
これは、P166あたり。
1晩10件以上をハシゴしろ
からです。
P169に「暴食団」という活動を例に挙げている。
数時間以内に10件以上の店を食べ歩くツアーが「暴食団」のやっていること?になるのかな。
つまり、1日に1回だけと限定しないでやれるだけやればいいじゃない、という感じ。
このP169-170のところは、ブロガーさんにも参考になるかと。
つーか、やってみたい。
1つの店に長居せず食べて次へ、という集中食べ歩きのサーキット。
やってみたいなぁーと思いました。
いつもの私なら1つの店にココロゆくまで食べて落ち着いてお茶してゆっくり~なのが好きなのだけど、「食べる」にフォーカスするとそういう視点もあるのだと、目からウロコでしたよ。
やりたいことを集中的に全部やり倒す習慣ってやった人だけが味わえる何かが待っていそうですよ。
こんな人にこの本をおすすめ
たとえば、色んなことを思いつく人に。
一人だと出来ないけれど、いろいろ考えることでアイディア出まくり!な人(つまりストレングスファインダーで、「着想」「戦略性」「分析思考」などが上位にある人は、こういうのが得意だと思う)は、どうやってそのアイディアを外に出すか、もしくは、それも手放すの?という風にヒントを掴むことが出来るはず。
自分の世界を拡大する思考・視点として参考にできると思う。
生活スタイルの違いから、参考にならないこともあるでしょうけれども、そこは華麗にスルーして使えるところのみにフォーカスするのが吉。
ストレスについての話もある
さよならストレス、
というページがある P178
多動力のベーシック基盤が「健康」。
そして、その秘訣が「睡眠」と「ストレスのない生活」。
ストレスフリーでいるための努力を刑務所生活を例に書かれている。
ストレスのない生活って、やっぱり意識していかないと難しいんだな、ってことがわかった。
多分、相当努力、または、考え方を変えていくことで対応しているんだなぁと。
ストレスは、どうみても個別対応な側面が強いから、視点を参考にしていくのがいいと思う。
今は出来なくても、いつかは、みたいな。
私も「スルー力」と「感情コントロール」を手に入れたいと思います。
おまけ:逃げ恥の話
逃げ恥(逃げるが恥だが役にたつ)のドラマについても言及していてそのことに笑ってしまった。
なんつーか、「え、見てたの?」っていう驚きと、「彼がですか?」というギャップがね、「あらやだかわいい」と思ったのは内緒です。
その考察も「愚かさ」と「それ、時間の無駄」という持論が展開されていて、面白い視点だなーと。
この本で著者が伝えたかったことは、多分これ。
P219
今を楽しむことだけが全てなのだ。
これには、同意。
そして、この章の、文末「やってみよう」には、たったの1つ。
だから、これが結論で、一番言いたいことだと思う。
著者にとっては、皆口先ばかり、考え事ばかりで、もたもた、ウダウダ、でもだけど、いやしかし、ってのがもはや煩わしいに違いない。
で、「とにかく動け」になるんだと思いました。
まとめ
今回のこの記事は、事前にメモを書いて、サラサラっと書こうと持ったら、こんなに長くなってしまった。
ホリエモンの本は、インタビューとライターさん編集者さんの構成で成り立っているのはわかっていたけど、この多動力は、ラストが1行のJustDoIt!でこの1行のための本ではないかと思いました。
さらさらと読めるし、メモもしなければ、読んだ端から忘れていきそうな軽さと読みやすさですが、「刺さる」を探す、「やってみたい」を探すと自分の未来に何かを残せるんじゃないかなとそんな本でした。
どいうわけ、読んだ!
この本は、2017年5月30日に初版発行、6月20日には、第5版が発行されているので凄い勢いで増刷がかかっているのがわかる。
ということは、誰かに借りても読めるんじゃないかしら。
今から読む人は、その辺がねらい目ですよ。
以上である。
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