コンビニ人間 By村田沙耶香 ちょっと壊れた感の適材適所
コンビニ人間読みました。
小説です。
2017年本屋大賞9位の本らしいです。
(図書館で借りた)
広告
コンビニ人間 By村田沙耶香 ちょっと壊れた感の適材適所
主人公の妙な清々しさを感じるくらいの壊れ具合が、この小説には一貫して突き刺さっています。
凄く近い人(例えば親とか、兄弟とか)には、悩みの種かもしれないけれど、ある視点からみると、最高の人材、というのがこの作者の出したい色だったのかな、と思います。
その色が、かなり極端に出ているのが、もはや、すがすがしく、爽やかに感じる。
それを今の自分の現代社会に当てはめてみると?
社会的評価を求める、マニュアル通りじゃないと動けないし、ためらうと動けない、っていう構造が見えてくるのかな。
マニュアルって本当に便利。
自分の理想とする理想像のマニュアルがあったら、簡単なのに、と思わないでもない。
でも、いろいろあるからきっと人生は面白いんじゃないかな?
そして、気持ちを共有できる人がいたら、それが最高のしあわせなんじゃないのかな、と思わせてくれる本でした。
ブログに、アウトプットしないと自分の考えさえも見えないので、アウトプットの場所として、ブログを書くこと、もおすすめですよ。
広告