桜風堂ものがたり 村山早紀著 2017年本屋大賞5位の泣ける小説
時々ブログのネタにどうぞ、と本が持ち込まれることがある。
今回もその一つ。毎回面白いのは、図書館から借りてくるのだけど、全部図書館が違うこと・・・。
いろんな図書館で借りれるって面白いよね。
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桜風堂ものがたり 村山早紀著
この本は、2017年本屋大賞の5位に選ばれた作品。
本屋さんのバックヤードがわかる。
いつもアマゾンでばかり買っているけれど、いろんなことに思いをはせるのだ。
とにかく人と人との繋がり、過去とのつながり、本屋の裏のネットワークなどに涙が出る。
またしても、ゴミ箱がティッシュの山になりました。
お出かけ前の朝のモーニングメソッドには不向き。
じっくり涙活(ルイカツ)になら。
ゆっくりと人とのつながりを感じてください。
あと、「生」と「死」について、考えることにもなる。
「生」と「死」は、人間でいる以上、ずっと考えるんだろうけれど、本当に身近にあるものなのだ、と。過去にあったことは、こんなにわすれているものだと、思い知ることにもなる(個人的にいろいろと思い出してしまった)。
物語の中に引き込まれつつ、自分の人生も見てしまう、そんな本、かな。
著者の村山早紀さんとは。
本はあとがきから読むというのが私の読み方ですが、著者のことは「あとがき」に書いてあった。
この本「桜風堂ものがたり」を書くにあたって、いろんな書店の人に話を聞いたと書いてある。
だから、あんなにリアルなんだとわかる。
いつか、本を書きたいなら、ちょっと見てみるといいかも。
書店ネットワーク、これから、書店のディスプレイを見たら、その背景を考えてしまいそうです。
一言で言うと
泣ける!
以上である。
関連
過去の読んだ本屋大賞受賞の本
・コンビニ人間 By村田沙耶香 ちょっと壊れた感の適材適所
・コーヒーが冷めないうちに by川口俊和 4つの短編とプロローグで1つの物語を作ってるお話
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