コーヒーが冷めないうちに by川口俊和 4つの短編とプロローグで1つの物語を作ってるお話
本屋大賞2017年の第10位の本が、「コーヒーが冷めないうちに」です。
プロローグでは、4つの短編のベースになる、ルール(ま、都市伝説みたいな?)が述べられていて、それぞれ独立している短編をつないでいく感じ。
広告
コーヒーが冷めないうちに by川口俊和
ルールが、面白いなぁと思ったのだけど、短編1「恋人」を読むと、ルールはそれだけではなかった、、、、。
とか、いろいろあって、短編だから全部独立しているのか、と思いきや、最後にちゃんと繋がっていたり。
やっぱり人間の繋がり(キズナともいうかな)を見ていくと、結局は、人とのつながりが、出来ていく過程が面白かったり、します。
小説には、「生」と「死」が出てくるのは、人間のことを書いているのでしょうがないのですが、どれも、「生きる」を意識させてくれます。
物語の中の人も、自分の人生に重ねることも。
目次
プロローグ
第1話「恋人」結婚を考えていた彼氏と別れた女の話
第2話「夫婦」記憶が消えていく男と看護師の話
第3話「姉妹」家出した姉とよく食べる妹の話
第4話「親子」この喫茶店で働く妊婦の話
心温まる奇跡の物語ってところが、本屋大賞10位なのか。
もしくは、みんな奇跡が好きなのかも。
(私も大好きだ)
こんな奇跡が自分の人生にも起きたらいいだろうなと思っている。
出来るかどうかは別問題。
まとめ
泣いたわ、、、。
ゴミ箱がティッシュで溢れたわよ。。。。
なのに、すっきりしている。
結局、涙は一過性のものなんだ。
以上である。
(机の上で写真にすると、こんな感じになります)
広告